帰省

2013/08/13

お盆休みの時期となり、故郷へ帰省する方も多いことでしょう。
我が家では、大学生の息子がちょっぴり帰ってきました。
部活のようなバンドをやってるそうで、彼のギターを聴いてみました。
子供のころに楽器をほとんどやらなかったにしては、まあまあでしょうか。
左手がよく形を変えて、伴奏の和音がちゃかちゃかと変わりながら進行するのは、
おっ、なかなかやるじゃん、と思いました。

 

ピアノで素早く和音を押えて、それがメロディーとともに変化する事についていくためには、
音の構成を把握し、リアルタイムで指の動きに移し替える練習をする必要があります。
しかし、初心者のギターの場合は少し異なるようで、
息子の楽譜には和音と、コードネームが書いてありますが、
その下にもう一段、音の長さのない五線譜のようなものがありました。
TAB譜というそうで、ギターの左手が、どの位置でどの弦を押えればよいのかを図解したものです。
ピアノでいえば、鍵盤上の指の位置を書いた見取り図が載っているような感じです。
よって、和音を構成する一つ一つの音はわかっていなくても、
TAB譜に載っている指の形を練習することで、習得できるようです。
「それじゃあ間違えてるときにフィードバックできないじゃん」
ということになりますが、出る音が不自然ならおかしいことに気づくらしいです。
まずは、ジャーンという和音の違いがわかれば、それでよし、というところでしょうか。
私も音楽の理論書である楽典を理解してピアノを弾いているわけではない。
楽譜を間違えて覚えてしまったら、CDで誰かの演奏を聴くまで、
あるいは本番が終わっても気づかないことは、ままあることです。

 

よさこい祭りを見せるために友達を呼んできた息子は、
祭りが終わると、世話をした家内にはちょっと感謝して、
あっという間にとんぼ返りしてしまいました。
私も学生時代はそんなだったかなあ。


コメント

とんぼ返りした息子が着くころに向こうでは雷雨や豪雨で電車が停まったりしたというニュース。
「大丈夫だったか」と思いつつ、私は何の連絡もとらず、家内も数日してから、「電車は停まったらしいけど、何とか着いたって。」とのこと。
災害や戦争がないうえで、勉学や趣味ができることに感謝。