とぎの山
2013/12/01 とぎの山 (高知県大川村)
山自体はやさしい山ですが、車道を進むのがやや面倒です。
山道は比較的明瞭ですが、林道での表示や目印は少ないです。
地形図 土佐小松
R194号から本川トンネルを抜けて、R17へ右折。
右折して約8.8kmで「銚子滝、平家平」の標識があり、これは通過します。
標識から約600mで「上小南川、南野山」の標識があり、
これに従って右下へ下ります(A)。
吉野川橋を渡り、Aから約200mで右に急角度で登る道に入ります(B)。
以後、「春日神社」を示す、小さな木の表示が助けになります。
Bから約2.1kmで三叉路となります(C)。
ここには表示は特になく、左の登る方向へ。
Cから約300mで四ツ辻となり(D)、
ここは対側のコンクリート道を上がります。
右側に何本か分岐する道がありますが、道なりに進むと、
Dから約1kmで三叉路となります(E)。
ここは右の登る道へ。
Eから約100mで民家に行き当たりそうになりますが、
道はここで未舗装となってさらに続きます。
Eから約800mで左側に立派な春日神社が見えます(F)。
先の道幅は車が通れそうなぐらいありますが、
倒木があったりするので、ここの神社から歩く必要があります。
Gのあたりで、50番鉄塔へ上がる道が分岐します。
いくつかカーブをしながら林道を歩くと、
H付近で51番鉄塔の方向を示すポールがあります。
Hから数十メートルで左手の山側に上がる登山道があります(K)。
鉄塔順視路ですが、標示は何もありません。
参考書にある作業ワイヤーも、今はありません。
樹木に付けられている青いビニールひもが目印で、
以後の登山道にも、ところどころに付けられているので助かります。
FからKまで、徒歩約40分。
Kから山道に入り、7分ほどで最初の鉄塔(L)、さらに10数分で2番目の鉄塔(M)、
さらに10数分で3番目の鉄塔(N)となります。
Nでは、かつては北方向の見晴らしが非常に良かったですが、
樹木が繁り、平家平などの眺めがもう一つでした。見えることは見えます。
登山道はここで一旦なくなりますが、
鉄塔から東方向の笹薮の中に、割れた黄色いプレートの一部が下がっています。
青いビニールひもを追い、右手の陽の差し込んでいる尾根へ向けて、
10メートルほど笹の中を進みます。
尾根へ出ると左手へ。次第に踏み跡が明瞭になり、
一旦少し下った後、10分弱で山頂となります。
Fから頂上まで1時間30分ほどでしょうか。
山頂は残念ながら、眺望は期待できません。
参考書 春野公麻呂著 土佐のマイナー山(南の風社) P48
写真上左は登山口(2013年)。上右は3番目の鉄塔(N)から見た北方(2006年)。
下左は、笹漕ぎの入り口にあるプレート(2006年。2013年は小さな断片のみ)。
下右は山頂。