大ボシ山
2023/10/23 大ボシ山 (大豊町・香美市) 1431.7m
地図に山の名前は載っていません。静かな山です。ごく稀ですが色んな動物に会えるかも。
高知市からR195で香美市(旧香北町)へ。美良布を過ぎて、轟の滝への表示に従います。
府内、永瀬発電所を過ぎ、バス停「清爪口」の先の「蕨野」に、吉井勇記念館を示す表示があります。
これに従って、R195号から左方向へ下ります。
物部川を対岸に渡り、「吉井勇記念館」と「轟の滝」の分岐が来れば、
「轟の滝」の方向へヘアピンカーブを曲がります。
分岐から約3.8Kmで左に轟の滝の茶店への分岐となります。
ここは右へ登る道を直進。
さらに進むと、道は高度を上げて、空が近いような感じになります。
耕作地に囲まれた三叉路があって、ここは、左手方向へ。
民有林から国有林へ変わる表示のあたりから少しで未舗装の道になります。
斜面の崩落が時々起こる山で、林道は通行止めとなることが時々あります。
そんな時は潔くあきらめましょう。
茶店の分岐から約5.5Kmで小さな橋「いののやま橋」を渡ります。
橋からすぐにゲート(A)があって、ここから先、一般車両は通行できません。
Aから林道歩きとなります。
以前は送電線の下を3回通過して40分歩いて登山口(D)まで行きましたが、
(C)で分岐する柚ノ木林道に大規模な陥没があるので、
人も車も通行できないことになっています。
ゲートから20分ほどのカーブに「仮歩道」の表示があり(B)、
ここから山道を登って元々の登山口(D)へ出ることができます。
B-Dの間はややきついところがあります。B-Dは約13分ほど。
自然林と伐採後の幼木が植林されている所の境をジグザグに登ります。
ピンクテープが良く付けられています。
少しわかりにくいところもありますが、あまり左側(自然林の中)へ
突っ込まないように気を付ければ良いと思われます。
登山口(D)から、かつては鉄塔巡視路をたどる道で、よく整備されていましたが、
伐採作業の影響で、最初の鉄塔までの道が付け替えられており、
乾燥した斜面でやや登りにくい。
植林帯と自然林を出たり入ったりして登っていきます。
Dから約25分で最初の鉄塔No.20(E)。
順次、鉄塔が26番(K)まで出ます。
No.21(F)とNo.24(I)は少し横道にそれたところに鉄塔があります。
DからNo22(G)まで1時間と少し。
No22(G)からNo.26(K)まで約50分。
Kの辺りは巨木ではありませんがブナ林がすばらしいです。
山頂へはKから左に入ります。山頂まで約10分。
Dから頂上まで2時間と少しという所でしょうか。
参考書:高知県の山(山と渓谷社) p56
写真左上はBの仮歩道入口。右上は本来の登山口(D)。
写真左下は山頂。
右下は2017年4月、下山途中の林道で昼寝中のところを起こしてしまったカモシカ君。