権若峠
2018/11/18 権若(ごんにゃく)峠 (南国市・香美市)
参勤交代に使われた土佐北街道の最初の難所をたどります。
少し頑張るファミリーハイキングに最適です。
2018年夏の台風で倒木があるのと、頂上がススキだらけなのがちょっと残念。
消費カロリーは790KCal, 燃える脂肪は113グラム。
地形図 土佐山田、土佐山
高知市から南国市方向へ、高松へ向かう国道32号線を北へ進みます。
高速高知道の南国インターへの入り口を過ぎてほどなく
32号線から左折して宍崎、亀岩(瓶岩とも表記)と進みます。
Bに橋があり、「四国硅石鉱業」の作業場があります。
車道にはよく表示が出ています。Bから登山口すぐ手前のEまで2.2km。
さらに進むと、Cに「中渡瀬」、Dに「下り付の渡瀬」の表示があります。
これらを過ぎてEに三叉路があり、左側にカーブミラーがあります。
このあたりに邪魔にならないように駐車します。
なお、Eを過ぎてまっすぐ車で進むと、未舗装の底をするような悪路になります。
Eで左折すると川を渡る橋があり、これを渡ります。
橋をわたるとすぐに右方向へ幅の広い山道が延びています(F)が、
これに入ってはいけません。
橋を渡って、細いながらも鋪装された道を道なりに進むと
本日の登山口Gが山肌の右側に現れます。
「権若峠 登山口」という標識があります。
ここからあとは、よく整備された山道を進みます。。
Iのあたりには集落があり、登山道からは左下に見ます。
「峠へあと2Km」の所から4,5分登ると
2018年の台風による倒木が4,5本あって道が不明瞭になる所があります。
左手の尾根をたどっても登山道に出会えますが、
倒木をくぐったり乗り越えたりして進むと、
10mほどで本来の山道になります。
その他、分岐や掘れ込みを回避する部分がありますが、問題ないでしょう。
権若峠への中間地点で「中休場」があります(H)。
Hから一時平坦な道がありますが、全体を通して中等度の登りがずっと続きます。
かつては峠はよく刈り払われて、南国市や高知市、大平洋が良く見えましたが、
峠の直下からススキが生い茂っていて、踏み跡が不明瞭です。
数分の間、ススキの隙間をかき分けて、峠に出ることができます。
Gから権若峠まで約1時間20分。峠から北へは、穴内へ降りる道があります。
Gが見つけられずに、地図のX1~X4の方向に間違うと登山になりません。
参考書:山崎清憲著 土佐の道 その歴史を歩く(高知新聞社) P99
写真上左はE。写真上右はF付近。ここは鋪装道を左へ。右はダメです。
下左は、Gの登山口。下右はかつて刈り払われていた頃の頂上。
2018年秋はススキがぼうぼうで、石碑はすっかり隠れています。