笹ケ峰
2002/02/26 笹ケ峰 (愛媛県新宮村・高知県大豊町)
2005.1.3 写真追加
高知県側から登ると比較的短時間で登れますが、
今回は愛媛県側からアプローチします。
高速高知道を新宮インターで下りて、県道5号線を大豊町方向へ。
「霧の森」の施設やお茶の工場を通り過ぎて
インターから5-10分程で「土佐北街道」の表示のあるカーブにさしかかります(A)。
ここには右方向に「ブナの活き水」を示す表示もあり。
カーブの広いところに駐車して、土佐北街道」の表示に従い鋪装道を上ります。
途中Y字の分岐がありますが、左(南)へ。
数軒の民家があり、奥の民家のそばに「下り付」(おりつき)の立て札(B)。
ここから山道となります。
道はよく整備されていて、迷うことはありませんが、けっこうな急坂。
Bから40分ほどで「腹包丁」の札(C)。一段と上りがきつくなります。
Cから20分ほど、尾根に出て860mのピークを右に巻くと「樫の休場」(かしのやすば, D)の札。
Dから15分ほどで「笠取り峠」の札(E)。DとEの間に「徒武」の札あり。
道は上り一方ではなくなり、アップダウンを交えてEから20分ほどで「水無峠」の札(F)。
Fから10分ほどで「七曲り」の札(G)。今回の道中、もっともきついところです。
Gから「杖立て地蔵」の札を経て15分ほどで笹ケ峰。
頂上直下に国境を示す二本の木があり、西へ少し上ると頂上です。
国境から南に下れば高知県側の登山口となります。
Aから約2時間。復路はもう少し短時間で下りられますが、
石畳の急坂のせいか、膝に負担がかかります。
雪道では1.5倍以上の時間をみておきましょう。
帰路、頂上から北西方向にピンクテープが見えますが、
何のテープでしょうか。本来の土佐北街道とは異なるので
間違えませんよう。
参考書 分県登山ガイド愛媛県の山(山と渓谷社) p28
写真左上は登山口A。右上、ウサギの足跡が先導してくれます。
左下、頂上直下から北方の眺め。右下、頂上付近は40-50cmの雪。